マンション売却の強い味方!買い取りサービスを知ろう!

マンションの売却はなかなか予定通りとは行かないものですよね。

何より、「予定通りに、希望の値段で売却する」のは至難の業。そのため、「売り」を先行するか、「買い」を先行するかは非常に悩むところです。
どちらを選択するにしてもメリット、デメリットがありますが、できれば時間もコストも無駄のないタイミングで売却したいところです。

また、何らかの原因で早急に売却したい場合もあるでしょう。

今回はこんな悩みの強い見方「買い取りサービス」をご紹介します。

マンション売却のポイントを確認しよう

マンション売却の際に特に注意したいポイントは

  • できるだけ高く売ること
  • 資金繰りを確実にすること
  • 住み替えに余計なコストをかけないこと

です。

「高く売ること」はとても重要ですが、こればかりに気を取られていると住み替えとのタイミングが上手く行かず、新居の購入資金を確定出来ないばかりか、現在住んできるマンションを維持するコストが大きくなってしまいます。

また、相続や急な転勤、離婚など何らかの事情で早急に売却をしたい場合、ゆっくり構えていられないこともあるでしょう。

マンション売却にはそれぞれの事情に合わせてスケジュールを立てなければなりませんし、こういった悩みを解決するために「マンション買い取りサービス」があります。

「マンション買い取りサービス」とは?

「マンション買い取りサービス」は文字通り不動産業者がマンションを買い取るサービスです。

このサービスを皆様が納得して利用するためには、「マンション買い取りサービス」はどんなビジネスなのかをしっかりと理解する必要があります。

「マンション買い取りサービス」は不動産業者が買い取った後、リフォームやリノベーションを行って付加価値を付けた上で再販売するビジネスです。

プロの業者が買ってくれるのでメリットもたくさんありますが、上記のようなビジネスの性質上、デメリットもあります。

「買い取りサービス」のメリット

このサービスを利用するメリットは

  • 数日~1週間で現金化が可能
  • 引渡し時期を確定できる
  • 見積金額で売却できる(契約前の値引交渉がない)
  • 業者への売却のため売却後の瑕疵担保責任を一切負わない
  • 仲介手数料が不要
  • 購入希望者の内覧への対応が不要
  • 広告の必要がなく、周囲に知られない

などです。

競売にかけられる寸前というケースであれば、任意売却の相談にも乗ってくれますし、金融機関と協力して残債務の検討をしてくれると思います。

「買い取りサービス」のデメリット

このサービスのビジネスを理解すればお分かりだと思いますが、唯一のデメリットは「売却価格が安くなること」です。

通常相場から言えば、70%~80%程度になると考えておいたほうが良いでしょう。

また、なかなか売れそうにない状況にある場合はもっと低くなる可能性もあります。

なかなか売れそうにない条件とは一般論として下記のような条件です。

  • 築年数が古い
  • 物件の管理状態、維持が非常に悪い
  • 交通の便がとても悪い
  • 事故物件、ゴミ屋敷化している

買い取りサービスの種類

一口に「買い取りサービス」といっても3種類の方法があります。
それぞれに売主の事情に合わせて活用できるので、良く理解しておきましょう。

1、即時買い取り

非常に分かりやすいサービスで、「買い取りサービス」といえば、このイメージをお持ちの方も多いと思います。

業者によっても多少の違いはあるでしょうが、最短で数日~1週間後には現金化ができます。
問題は価格面の折り合いだけで、納得すれば、すぐに売却が完了します。

とにかく現金化を急いでいる人には非常にお勧めのサービスです。

2、買い取り保証サービス

「買い取り保証サービス」は、まず、通常の「仲介」として売り出し、予定通り売れなかった場合に業者が買い取る保証をしてくれるサービスです。

売り出し前に買い取り金額を確定できるので、住み替えの資金繰りやスケジュールを立てるのにもとても便利です。

「仲介」と「買い取り」のどちらが良いか?と言われれば、当然仲介で高く売ることをお勧めしますが、時間的にそれほど余裕の無い場合や、売却が遅れることによる余計なコストをかけたくない場合には非常に便利です。

3、リースバック

ちょっと聞きなれないのがこの「リースバック」。

業者によって「買い取り賃貸居住サービス」とか「住んだまま買い取り」などと言い方が違う場合があります。

リースバックは業者に売却したあとも、一般的には最大2年間「賃貸物件」として住み続けることができるサービスです。

賃貸物件となるので、当然、賃料を支払うことになりますが、所有権は業者に移転してしまうので、区分所有者として固定資産税や管理費を支払う必要がありません。(契約内容によります)

ただし、2年間も支払う賃料がありますので、月額1万円の違いでも、2年で24万円。

売却価格だけでなく賃料もしっかりと確認した上で契約しましょう。

この「リースバック」は、様々な事情に対応できる便利なサービスで、

  • 離婚や相続問題で現金化したいが、しばらく住み続けたい
  • 急な医療費の捻出をしたい
  • 退職等でローンの支払いが厳しい
  • 老後資金の確保をしたい

といった人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

重要ポイント!
似たような制度に「リバースモーゲージ」というものがあります。

リバースモーゲージは銀行が窓口となり、「自宅(持ち家)を担保にして、そこに住み続けながら金融機関から融資を受けられる」主にシニア層向けの融資制度です。
(月の支払いは通常 金利のみ)

「融資制度」ですから、所有権は移転しません。
死亡後に自宅を売却して、その代金を融資の一括返済に充てます。

シニア層向けなので「55歳以上」など、年齢の制限がある上、マンションは対象になっていないところが多いです。

 

買い取り業者の選び方

買い取り金額は業者によってかなりの違いがあると思います。
従って、競合してたくさんの見積もりをもらうことが重要です。

リースバックの場合は住み続けるための「賃料」が発生しますが、業者によってかなり違うようです。

面倒くさがらずに何社も見積もりを取ってしっかりと確認しましょう。

一般的に「マンション売却の一括査定サイト」であれば情報入力していく中で「買い取り」にもチェックできるようになっていますので、チェックしておけば買い取り業者が見積もりを出してくるはずです。

買い取り業者の中にはかなり悪質な業者もいますので、注意して選びましょう。

また、「現金化」が非常に重要なので、資金力が十分な業者を選ぶようにしましょう。

このページのまとめ

簡単にこのページのポイントを書いてみました。

  • 1、「買い取りサービス」の種類を理解しよう
  • 2、時間的に余裕があれば、まず仲介から
  • 3、必ず競合して出来るだけ高く売却しよう
  • 4、メリット、デメリットを良く理解しよう

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