スケジュールを立てよう

さあ、事前準備の最後のステップです。「不動産業者選び」から「決済・引渡し・登記」までの売却手順を一気にスケジュール化して戦いに備えましょう。かなり細かくて面倒くさい作業が続きますが、気を抜いて不動産業者や買主の戦略にはまると数百万円の損失が出てしまいます。長い戦いですから、スタミナ切れを起こさないように頑張りどころを意識してスケジュールを立てましょう。

スケジュール表を作ろう

売却をしようとしている皆様の個別の事情を1枚のスケジュール表にするのことは、手間のかかる面倒な作業です。しかし、ここで頑張っておくと「何がいつ起こるのか」が明確になるので、とても精神的に楽な売却が出来ます。
業者に急かされるようなことがあっても、自分のペースを守って売却に集中することができます。

スケジュール表に記入する項目

とにかく、日程とやること(予想されること)をどんどん記入します。日程には手順と目安日数を書き込みます。
当サイトがご提案するサンプルでは、作業開始日と各手順の目安日数を入れていけば、何月何日までに終われば良いかが分かるようになっています。一つ一つの作業終了の目標設定は出来るだけ短くしたほうが管理しやすいと思います。

また、媒介契約が終わったあとは、買主様を探すなど、相手のある問題が多いので予想とはかなり違った結果になると思います。
分からないことを書かないでいるとズルズル予定がずれてしまいます。
ご家族と相談したり、不動産業者に相談したりして記入→修正を繰り開始やりましょう。

上記を踏まえてご提案するサンプルはこんな感じです。

サンプルと同じ様式が下からダウンロードできます。
エクセルですので、皆様の個別の事情に合わせてご活用いただければと思います。開始日と各手順の目安の目標日数を記入すれば、何月何日に各手順と全体のスケジュールが終了するか自動計算されるようにしています。

案内人としては皆様へ「誰でも簡単に使えるスゴ技スケジュール見本」をお見せしたいところですが、家族構成も売却希望時期も事情も個別に違うはずなので、かなり「エイヤ!」の見本を作成いたしました。申し訳ありません。
設定条件は下記の通りです。

  • 一括査定サイトで査定依頼をする
  • 住宅ローンに残債がある
  • (専属)専任媒介契約をする

スケジュール表作りのポイント

スケジュールを作る際には自分のスケジュールだけでなく、家族のイベント(引越し、子供の卒業、転職など)、不動産業者とのやりとり、買主の動きなどメモ欄にどんどん書き込みましょう。

ごちゃごちゃしてきたら、綺麗なスケジュール表にして作り直し。何度もやることで頭が整理される上、作業の抜けがなくなります。マンション売却に関わることは全てスケジュール表にメモしておいて、曖昧な点や確認事項もあとで調べられるようにしておきましょう。

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