中古マンションがオススメの理由

「住み替えるならやっぱり新築マンション!」と考えてしまいますよね。
最新の建物に最新の設備
新築マンションの場合、未完成のまま売買契約をするケースが多いですが、出来上がりを想像するだけでワクワクしてしまいますよね。
夢がいっぱい詰まっています。
しかし、中古マンションには隠れたメリットがたくさんあります。
今回は、「中古マンションのメリット」と「どういう人に向いているのか?」をご案内します。
このページの目次
中古マンションのメリット
「中古」と聞くと「使い古し」のイメージを持つ方もいらっしゃると思います。
しかし、「使っていた」ことでとても多くの情報を得ることもできます。
「中古マンションのメリット」を見ていきましょう。
1、リフォームで自分好みにできる
新築マンションでは「完成前」なのでイメージが曖昧ですが、中古マンションは実際の場所で見ながら検討することができます。
新築マンションは販売業者に「おまかせ」で、中古マンションは「セミオーダー」といった感じでしょうか?
実際、中古物件を「リフォーム」「リノベーション」をして販売する専門業者が最近人気です。
それだけ、需要があるということです。
自力でその付加価値を楽しもうと思えば非常に楽しく、またご家族もワクワクできる時間が過ごせると思います。
また、その途中経過も実際の現場で確認できることも楽しみとなります。
と考えても(とりあえずざっくりですが)、かなりのリフォームが可能です。
2、消費税がかからない(仲介)
基本的に土地には消費税がかからず、建物には消費税がかかります。
しかし、個人の売買については消費税がかかりません。
新築のマンションの場合、通常、販売業者から購入します。
「土地部分」の価値はほとんど無いので、建物としてどっかり消費税がかかります。
中古マンションの場合は、個人の売買を、業者が「仲介」して購入する場合が多く、この場合
消費税はかかりません。
不動産業者への仲介手数料は(400万円以上の場合)売買価格×3%+6万円+消費税です。
同じ3000万円のマンションでも
新築マンションの場合・・・240万円(消費税)
中古マンションの場合・・・97.2万円(仲介手数料)
で、その差は150万円近くとなります。
3、共用部分の状態が確認できる
中古の場合、購入するお部屋に目が行ってしまいがちですが、共用部分の状態は非常に重要です。
まず確認してほしいのが「ごみ捨て」のルール。
専用のごみ置き建屋があって、「24時間どんなゴミでも出すことができる」というのは最高ですが、
ゴミ出しは生活する上でとても大事です。
また、ゴミ置き場を確認すると、住んでいる人の意識の高さや、日常の清掃状態もわかります。
そして、玄関、エレベータ、外観の確認です。
築年数に比べて外壁の劣化や綺麗さはどうなのかを確認しましょう。
日常の清掃や、修繕などのメンテナンスがわかります。
また、夕方以降に再度訪問すれば、共用部分の明るさが分かります。
不安なく生活できるか確認しましょう。
4、管理組合の活動が確認できる
不動産業者が仲介している場合、管理会社に色々な確認をすることができます。
夕管理組合は活発に活動しているほうが、資産価値の維持には良いと思います。
ご自身が購入したときに「管理組合の活動は面倒」と思われるかもしれませんが、長い目で見て
夕積極的に参加されることをお勧めします。
- 災害対策
- 個人情報保護法への対応
- 民泊への対応
- 大規模修繕計画の立案・改定
- 管理費、修繕積立金の定期的な改定
です。
東日本大震災があり、個人情報も民泊もマスコミで大きな記事になっています。
マンションの管理規約が定期的に改定されており(または検討が進んでいる)、このようなテーマにしっかり対応しているマンションは資産価値を高く維持できます。
また、建設当時から耐震基準をはじめいろいろな法律も変化しています。また、工事に関わる費用も変化しています。
修繕計画や積立金の見直しを定期的にやっていないと、いざ実施のときに「お金が無い」なんてことも実際に起こっています。
5、管理人と話ができる
管理人は管理会社のフロント担当者と同じくらい重要です。
実際の運営面では管理人の良し悪しがマンションの生活の質を左右してしまいます。
また、
- どんな人がすんでいるのか?
- 揉め事がないか?
- 管理組合の活動はどうか?
- 近隣とのトラブルはないか?
といった情報も聞き出すことができます。
よほど変わった管理人でなければ、将来住むかも知れない人に邪険な対応はしないと思います。
7、資産価値の動きがわかる
購入後にマンションの価値がどうなるのかはとても興味がありますよね。
中古マンションの場合、分譲開始時点の情報があるので、築年数と比べてどのような変化をしているのかが明確に分かります。
ただし、中古マンションはあくまで相場です。人気のエリアも何かあると急激に状況が変わります。
仲介している不動産業者に遠慮なく調査してもらいましょう。
中古マンションに向いている人
正直申し上げて、「忙しくて時間がなかなか取れない」という人には中古マンションはお勧めしません。
中古マンションはあくまで相場です。人気のエリアも何かあると急激に状況が変わります。
必ず交渉も必要になりますから、同じマンションでも人によって数百万の違いが出てしまうこともあるでしょう。
そういう意味では新築の分譲マンションは公平感があります。
案内人が中古マンションをお勧めする人は
- 交渉が面倒でない人
- 自力で作り上げるのが好きな人
- 事前調査が楽しくやれる人
- 周囲の人間関係が気になる人
- 子供の成長に合わせて、今後買い替えが必要な人
です。
いずれにしても情報収集が必要なので、信頼できる仲介業者を見つけ出すことを第一に活動しましょう。
このページのまとめ
簡単にこのページのポイントを書いてみました。
- 1、中古マンションにはメリットがいっぱい
- 2、中古マンションのリフォームで快適な生活
- 3、資産としての価値を調査しよう
- 4、交渉ごとが面倒なら新築がオススメ<