相場を頭に叩き込みましょう
皆様の大きな目的はただ一つ。マンションをできるだけ高く売却することです。『マンション売却の案内人』では売却の相場を調べる方法をいくつか紹介しています。しかも、すべてが非常に簡単な内容で、「もうやってるよ!」と思う方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、プロの業者も何らかのデータベースに頼って机上の査定を行っています。
プロの業者と戦うためには、細かい知識よりも売却査定金額の幅をデータベースとして持ち、自分の武器にすることが必要です。
そのためには、少なくとも1週間以上は皆様のマンション相場を調べ上げて、下記のようなデータを飽きるまで頭に叩き込んでプロとの戦いに臨みましょう。
- 売却するマンションの相場はサイトによって違いがあるのか?
- 相場の最高値と最低値はいくらか?
- 最近の売却事例はあるのか?
- 近隣で同程度のマンション相場は違いがあるか?
- 将来の相場は変動しそうか?
このページの目次
情報のまとめ表を先に作りましょう!
インターネットで検索していると、次々にページが見たくなって元の情報を探すのに苦労します。情報のまとめ表を先に作ってから情報収集を始め、地道に作業をしましょう。また、検索して得られた結果のページはしっかりと「お気に入り」にも登録しましょう。
まとめ表の例を作りましたので、ダウンロードして皆様が分かりやすいように作り直してご活用ください。
情報のまとめ方に自信のない方は記入見本も作成しましたので、ダウンロードして活用してください。
マンション売却情報まとめ表(参考)
マンション売却情報まとめ表(記入例)
無料のメールアドレスを取得しよう
これから紹介するマンション相場の検索サイトでは「会員登録すると情報の詳細が見れます」とか、「会員登録するとマイページにお気に入りの物件の閲覧履歴を登録できます。」というようなサイトもあります。はっきり言って閲覧履歴はとても便利です。
せっかく情報収集するのであれば活用しない手はありません。しかし万が一、通常使っているメールアドレスに営業的なメールが来ると収集がつかなくなります。(情報登録時に「すぐに売る予定はない」というような設定をしているためか、私自身は登録してもそんな経験はありませんが・・・。)
そこで、gmailやYahoo mailなどマンション売却に使う専用のメールアドレスを取得しておくことをお勧めします。
Yahooやgoogleで「gmail アカウント 取得 方法」くらいで検索すると。解説しているサイトがたくさんあります。特にマンションを売却するご予定のある方は、是非とも情報を活用するために会員登録してみましょう。
インターネットで相場を調べよう
賃貸、売買に限らず、不動産業界もお客様の75%以上がインターネットで情報収集する時代(あとは情報誌や店頭など)。インターネットで調べるのが一般的になりました。それほど新しい方法をこのサイトでご紹介することも難しいですが、ネットの情報をサーフィンだけにしないように前に紹介した「マンション売却情報まとめ表」を活用して効率的に作業してください。類似の情報を毎日見て徹底的に相場を頭に叩き込みましょう。
まずはマンション相場検索サイトから
マンション相場の検索サイトは、たくさんあります。どんなサイトをご紹介するか考えました。
現在私が住んでいるマンションを検索してみて、管理会社が最新になっており、最近の売却事例もしっかり載っているサイトを5つ選びました。
特に「ふじたろう」というサイトは地図との連携で近隣の相場、取引量も視覚的に分かりやすく表示されています。また、自分のマンションが近隣の特定のマンションに比べて高いのか安いのかが非常に見やすいです。今は情報の時代。非常に多くのデータを活用して運営していことが分かります。また、ふじたろうの相場価格と実際の成約価格との乖離率が6.4%と明確に記載されており、利用者の満足度も非常に高いことが分かります。
サイトの構成も非常に面白くて、私は周辺マンションの情報も検索しながら3時間くらい遊んでしまいました。地図で具体的に比較することで、頭に相場も入りやすく、とてもお勧めです。
比較的新しい会社ですが、『マンション売却の案内人』では「ふじたろう」のサイトを中心に査定依頼まで詳細をご説明いたします。
ふじたろう | ふじたろうホームページへ |
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マンションナビ | マンションナビホームページへ |
マンションマーケット | マンションマーケットホームページへ |
スモーラ | スモーラホームページへ |
マンションレビュー | マンションレビューホームページへ |
「ふじたろう」の相場検索方法
マンション売却の案内人』がお勧めする「ふじたろう」の使い方を具体的に見てみましょう。
1、まずホームページを立ち上げると下の画面になります。①に売却予定のマンション名を入力し、データベースにヒットすると②の部分に出てきます。②の方をクリックすると、相場情報画面に移動します。
データベースにヒットしない場合は住所を入力すると周辺情報が出てきます。
使い方の説明では「ABCマンション」として記載しています。
2、まず地図の画面と右側の1番上に検索対象のマンション名が。その下に周辺のマンションが表示されます。これでは自分のマンションの詳細がわからないので、右側1番上に表示される自分のマンション名(ここではABCマンション)をクリックしましょう。
下のように検索対象マンションの相場情報画面になりました。ここから7までは全て1ページに記載されますが、説明のため分割しています。
相場情報画面の最初です。参考相場平均と平米あたりの価格が表示されています。このケースではたまたま+0.7UPとの記載。かなり強気な売出価格で不動産業者に交渉できそうです。
3、相場情報画面の2段目です。マンションでは間取りの違う部屋がありますから、上の相場ではかなり幅があります。③、④、⑤にお住まいの条件を入力し、⑥をクリックすると
かなり精度の高い相場価格が出てきます。
4、相場情報画面の3段目に物件概要です。このページの前の方でダウンロードできる「売却情報まとめ表」の物件概要欄に丸写しできます。必ず不動産会社から聞かれる内容なので早めにメモしておきましょう。
5、相場情報画面の4段目に相場価格推移です。⑦で過去の推移期間を変更することができます。また、⑧のグラフ上の○にカーソルをあてると右上の相場価格が変更されて見やすいです。売却時期も含めて検討がしやすいと思います。
6、相場情報画面の5段目に売買情報です。左上の「相場」「取引量」のボタンをクリックするとヒートマップが変わります。赤いところは相場なら高い。取引量なら取引が旺盛となり、売却が強気で行けるところです。
7、相場情報画面の6段目に周辺エリア情報です。次のStep3(作戦を立てよう)でダウンロードできる、「家族会議結果まとめ表」のマンション売却時のPRポイントに使えそうな情報もあります。しっかり確認してメモしましょう。
8、参考ですが、会員登録してログインすると、下記のような閲覧履歴と前回との相場価格差などが表記されます。近隣のマンションと比較したい方もデータが残って便利です。
また、売却後にマンションを購入予定の方は「マンション購入」のお気に入り物件に登録しておけば、売り出し情報を待つ事もできます。
何回もサイトで見る方は、会員登録はしておくことをお勧めいたします。
他のサイトも見てみよう
上記5つだけでは物足りない方はもっとざっくり検索してマンション相場検索サイトを探しましょう。「マンション売却情報まとめ表」には合計10サイト分の記録ができるようになっています。
下記の検索方法の「マンション名」にはご自身がお住まい、または調べたい具体的な「マンション名」を入力してください。
- 方法1 「マンション名 売却」と入力して検索
- 方法2 「マンション名」と入力して検索
どうでしょう?結構同じような検索結果になったと思います。2番目の「マンション名」のみで検索すると「賃貸」も含まれます。経済的に余裕があり、現在お住まいのマンションを賃貸にして新しい家をご購入する選択肢のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?